HAPPY BONES
:TEATRO MATITA ( Slovenia ):
上演時間:約60分/対象年齢:小学生以上
たくさんのご来場 ありがとうございました!
2024年 3月5日 ㈫ 19:00- 3月6日㈬ 15:00-
会場:プーク人形劇場
入場料:¥3300 / 3歳以上均一
お申込み・お問合せ/プーク人形劇場 tel:03-3379-0234 / 予約mail:ppt489@puk.jp
Happy Bones
-Dark Object Theatre Show-
世界各地から集められた骨の束、小さな棺、そしてパンダのぬいぐるみ。
マティア・ソルツェは陽気な錬金術師のように
無機質な物体からキャラクターを立ち上げ、感情豊かな物語を浮かび上がらせる。
シンプルな骨は一言も発せずに、孤独についての物語を伝える。
誰が人形で誰が操作なのか? 誰が死者で誰が生者なのか?
オブジェクト・シアターは、その最も生々しい形で無限の可能性を示してくれる。
ダダイスティックな描写、皮肉たっぷりのブラックコメディは、
見る者の視点を刻々と変え、驚きと笑いを誘う。
自分が大きな“デスゲーム”の一部に過ぎないと気づくまでは…
◆作・音楽・出演:マティヤ・ソルツェ
◆演出:ヴィダ・チェルクヴェニク・ブレン, マティヤ・ソルツェ
*Author, music, performer / Matija Solce *Director / Vida Cerkvenik Bren, Matija Sole
Matija Solce
プラハの名門DAMU(プラハ芸術アカデミー演劇学部)人形劇科を卒業し、スロヴェニア国立人形劇場のトップ俳優・演出家・音楽家として活躍。伝統的な東欧民俗文化と現代のストリートカルチャーとをミックスした作品作りで、ヨーロッパ人形劇界の若者たちから絶大な支持を受けるアーティスト。
◆マティヤ・ソルツェ受賞歴(抜粋)
2021 年 スロヴェニア人形劇ビエンナーレ最優秀賞
2019 年 ゴールデンスティック青少年観客賞 / リュブリャナ
2018 年 クロアチア・リエカ人形劇祭最優秀作品賞 / スロヴァキア・アンプリオン祭カバレット大賞
2017 年 ブルガリア・ピエロ祭青少年観客賞 / 最優秀演出賞
2016 年 スロヴェニア人形劇ビエンナーレ最優秀賞 / 他受賞歴多数
【メディア評】
マティヤ・ソルツェは、伝統と現代が交叉するところで、独自のしかたで伝統的作品を作り直した。ここで伝統的人形劇は、ポピュラーカルチャーと触れることによって、驚くほど新鮮な変容を遂げている。
———ゴールデンバード賞審査評
“Matija Solce creates a unique authorial speech at the crossroad of tradition and modernity,
where traditional puppet tradition highlights the surprisingly fresh transformations with touch of popular culture”
————Jury for price “Golden Bird”
ソルツェが象徴を用いるしかたは、優しく、魅力的だ。骨を人形としてつかいながら、その骨に肉付けする。もしかしたら人形はそのとき、再受肉=生まれ変わりをしているのかもしれない・・・・・・。
————シドニー・モーニングヘラルド紙
“The symbolism was as gentle as it was charming. In using bones as puppets Matija Solce was restoring flesh to them, and perhaps giving them a glimpse of reincarnation…”
——The Sydney Morning Herald
**緊急開催!
2021年の『A-hoj!2021』の配信でもご紹介した、スロヴェニアの天才マティヤ・ソルツェがこの2月に来日します!・・・というのも、下北沢でまもなく開催される『下北沢国際人形劇祭』への参加のため。その彼が、「せっかく来日するのだから、他でも公演を持ちたい!」という希望をうけて、急遽ですがプークでも公演を開催することになりました。
プークで公演する「Happy Bones」 は、冒頭は簡単な英語の台詞もありますが、ほとんどがほぼノンバーバル、オノマトペとボイパと音楽とでリズミカルに展開する、抱腹絶倒の舞台です。
字幕を用意しようか検討しましたが、客席といつでもコンタクトをとりながら自由奔放にすすめる彼の演技に字幕をつけるのは困難!ということで、易しい英語やちょっぴり日本語もまじえて演じてくれることになりました。楽しみ楽しみ。
ヨーロッパ演劇界で、若者から絶大な人気を誇るマティヤの作品を、この日本で、こんな短いスパンで2作品も見られる機会は、もうちょっとないかもしれません。
どうぞぜひ、あっちもこっちも漏らさずご観劇下さい!!
ちなみに下北沢国際人形劇祭は、2月21日〜27日の1週間、各国から今いちばん注目されているアーティストが集い、下北沢あちこちの会場で開催されます。どうぞお見逃し無く!